時代を再現したりキャラクターを作り上げる時に

眉毛が剃ってある様なメイクが度々登場します。

例を挙げると、エリザベス1世、1920年代の女優のメイク

あとパンクやニューロマンティックなどですね。

当時は実際に眉毛を剃って無くしていました。

以下の記事でメイクの歴史とともに画像も掲載しているので

興味はある方はこちらも合わせてご覧ください。

とはいえ実際に眉毛を全剃りする訳にもいかないので

メイク時は何かしらの方法で眉を見えなくする必要がある訳です。

今回はその方法を紹介します。

眉消しテクニック

眉潰しの方法は数種類ありますが、僕はグルー(接着剤)で
眉毛を肌に密着させて凹凸を無くし、その上を
コンシーラーでカバーして消す方法を用いています。

使用道具

必要な道具

僕はいつも「プロスエイド」という特殊メイク用の接着剤を使っています。
特殊メイク道具を扱うお店で入手可能です。
ウェブストアでは以下のTEMPTOのサイトが一番安く購入可能です。

直営点が東京の代々木、あと名古屋にもあります。
また東京の新宿にあるオカダヤにも取り扱いがあります。

プロスエイドは液体タイプとクリームタイプがあるのですが、眉潰しにはクリームタイプが
使いやすいです。 

注意

グルーに限らず、肌に直接触れるものは必ず人体用のプロダクトを使いましょう!
手持ちがないからといって工作用のグルーなどを使用すると
肌荒れや、最悪の場合除去出来なくて眉毛ごと抜いて剥がすなんてことにもなりかねません。

眉消しの手順

それでは手順を見てゆきましょう。

STEP1
スキンケアの前に始める

眉潰しは、スキンケアの前に行います。 
フェイスクリームなどの油分が肌に乗っていると
グルーの接着力が弱まります。
皮脂も同じですので、前準備でアルコールタイプのウェットティッシュを用いて
眉とその周りの皮脂もしっかりと拭きおっておきます。

STEP2
スクリューブラシで毛並みを揃える。


次に、スクリューブラシで眉毛を軽くといておきます。
最終的に、眉毛同士が重ならない様に放射状に潰してゆくので
最初に眉毛の方向をある程度ここで整えます。

STEP3
プロスエイドで接着


筆はイラストの様なタイプが使いやすいです。
100均などで売っているナイロン毛ブラシで十分です。
筆にグルーがついて少々負担がかかるので
動物の毛などの高級なブラシはオススメしません。
(洗浄すればグルーは落ちますが、ダメージが残ります)

まず眉頭から始めます。
筆の柄にプロスエイドを少しつけて
眉の下側から上に向かってしっかりと押しつぶす様に塗ります。
何度も同じ動作を繰り返すうちに、プロスエイドが固まってきて
眉を覆う膜を形成します。

結構しっかりと力を入れないと肌に眉毛が密着しません。
ぐーーーーっと筆の柄で肌に埋め込む感じです。
この作業が不十分だと、この後コンシーラーがうまく乗らずに
ボコボコした表面になったり、剥がれてきてしまうので注意しましょう。

また、眉毛の下のラインは潰れにくく、後から浮いてきやすいので
少しグルーの量を増やすなど重点的に処理しましょう。

STEP4
平筆側で表面と境界線を滑らかにする


ある程度固まってきたら、平筆側にもプロスエイドを少しつけて
表面の境界線を平にしましょう。
上からもう1レイヤーを追加するイメージです。
特にグルーの境界線を滑らかにする事が重要です。
境界線が段差の様に残ってしまうと、そこにコンシーラが溜まってしまい
完成時にとても悪目立ちしてしまいます。

グルーの範囲
しっかりと境界線を滑らかにぼかす
STEP5
1cmくらいの幅で潰しながら眉尻まですすむ


そのまま、眉尻まで部分的に潰してゆきます。
眉尻の付近は毛流れの通りに作ると毛が重なって凸凹しやすいので
放射状を意識して、毛を上側に向けると上手く収まります。

仕上がりのイメージ
STEP6
一度ブラシを洗浄して,反対側の眉毛も同じ様に処理する


片方が終わったら一度ブラシをIPMオイルリムーバーで
洗浄しましょう。柄の部分はティッシュに含ませたリムーバーで、
筆の部分はIPMの入った小さなカップに浸し
かき混ぜる様に洗浄するとすぐにグルーが溶け出します。

最後にアルコールのウェットティッシュでしっかりと拭き上げてください。
オイルが少しでも残っていると、グルーの接着力が激減するので注意です。

反対側が終わった後も、筆はすぐに洗浄してください。
完全に固まると洗浄がとても困難になります。

EBARA

時間が無い現場で、グルーのついた筆を洗えなかった時の
後から来る地獄よ・・・ 
もしそうなってしまったら、リムーバーに筆を半日ほど
浸けて置くと取りやすくなりますよ。

STEP7
コンシーラでしっかりとカバーする


コンシーラーは色味が大切です。
周囲の肌色に馴染む様に色味を調整しましょう。
もしベースを白肌にする場合でも
一度肌色で消しておいた方が仕上がりは綺麗です。

コンシーラは硬めで、カバー力の高いものがオススメです。
僕はKryolanというブランドのダーマカラーというコンシーラを使用しています。

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しっかりと眉と肌が密着していれば
コンシーラは乗せやすく容易に眉を消す事が出来ます。

最後にフェイスパウダーでしっかりと押さえる事で
コンシーラが固定されます。
パウダーは直後でなくても
最後にメイクが完成した段階で乗せても大丈夫です。

コツがわかるまでは何度か失敗する事もあると思いますが

  • しっかりと肌と眉毛を密着させる(肌に毛を埋め込むイメージ)
  • グルーの境界線をしっかりと滑らかにぼかす

以上を意識してトライしてみてください!

EBARA

数回チャレンジすればコツが掴めてくると思います!
上手く綺麗に消せた時の快感は・・・
ちょっと癖になりますよ(笑)

拭き取り方

眉毛のグルーをとる場合もIPMオイルリムーバーを使用します。

コットンにIPMを含ませて、眉毛のグルー部分にあてて
数分放置しておきます。
グルーがオイルで溶け始めるので
やさしく左右に動かしながら拭き取ってください。

ある程度取れたら、綿棒にIPMを含ませて
眉毛の根本のグルーを拭き取ります。

拭き取り作業は丁寧に行わないと眉毛が抜けたり
コットンから滲み出たオイルが目に入ったりするので
ゆっくり確実に行う様に心がけてください。