継続は力なり

高校生の部活動で、顧問の先生がいつも口にされていた言葉

「継続は力なり」

当時の僕は「まあ、それは確かにそうなんだろうけど、でも続けるだけなんてそんなに大切かな?」

と、あまり心には刺さらずで・・先生また言ってるよみたいな感じで聞いておりました。

しかしもうすぐ50歳になろうというこの時に

この言葉の大切さと重みと、難しさに驚愕しております。

自身の決めた事を毎日、コツコツと積み上げられる人。

その蓄積は時が経つほど巨大になり

強力な武器となって目の前の難題も、難なく破壊してくれる事でしょう。

そんな方が着実な成功を重ねて豊かな人生を歩む姿は

想像に難くないでしょう。

僕はコツコツと積み上げる事が苦手で

情熱にまさせて突っ走るタイプです。(という事にも最近気が付きました)

爆発的な突破力がありますがどうしても体力と熱量の勝負になってしまい

若いうちならばともかく、年齢が上がれば上がるほど

上手く機能しなくなる方法だなと痛感する様になりました。

そこで色々と書籍を調べ、出会ったのがこの本でした。

この本のホントに良かった点

言わずもなが、超有名なビジネス書なので今更紹介も何もという感じですが・・・

経験上、僕も今まで何冊か自己啓発本やビジネス書を読んできましたが

有名で売れているからと言って必ず良かった、為になったかかどうかは別物でした。

こちらの本はとても現実的で、科学的な内容がとても魅力です。

以下に、僕的にこの本の良いポイントを挙げさせていただきます。

モチベーションに頼る事を否定する

この本の一番好きな点は、モチベーションを否定している所です。

特に年齢が高くなるにつれ、モチベーションの維持そのものが大きな課題となるからです。

内容の中心に精神論や自身の体験談を中心に据え置き

科学的根拠や心理学的な検証の不十分な本もみられますが

著者のジェームス・クリアー氏は自身の理論をしっかりと研究し

その結果とともに科学、心理学に則って理論を展開するのでとても信頼できました。

理論を客観的に理解できるところがポイント高いです。

読者目線の提案

この本は全般的に「最初に行う習慣付けのアクションは徹底的に低く」と説いています。

でも僕みたいな感情、モチベーション男はそんな事には耳を貸さずに

突っ走ってあえなく撃沈する訳ですが(次の項目参照w)

習慣付けはとても習得の難しい「技術」としっかり定義した上で

すべての項目で読者目線で理論を展開してくれています。

失敗する事を前提に書かれている

このポイントもとても嬉しかったと言いますか、

習慣を手にいれるという事の難しさをちゃんと著者は理解してくれている・・・!

よく天才肌の方の書籍に

「いや、とどのつまりこれ、あんただから出来たんじゃねえかよw」

という感想で終わった経験も少なからずですが

こちらの本は、ちゃんと失敗した時の対処法が書かれています。

そして僕も、やっぱりちゃんと失敗しました。

ですがそこは見越して、負けた時にどうするかが書かれています。

もちろん、その対処法自体もありがたいのですが

失敗するのが前提で書かれているので

再挑戦に対する抵抗感をあまり感じない所が嬉しいポイントでした。

自身の失敗を通して理解してゆく

僕は最初、それこそモチベーションに頼り切って色々詰め込んだ習慣付けを計画。

そして1週間ほどで投げ出しました。

結句その後、数ヶ月間いつも生活に戻り

残念な気持ちで日々を過ごしているうちに

「ああ、やっぱりモチベーションは習慣付けにはまったく使えないな」

「本当に簡単な、小さな一歩からコツコツと積み上げなくては成功しないんだな」

と、人間心理に基づいたこの本の理論が

実際に可能、不可能なのかを分析、理解する事にとても役に立ちました。

失敗体験を通してこの本の内容を改めて理解する感じです。

最近、また新たに習慣付けに挑戦しています。

今回は自分でも驚く程に低いハードルで挑戦します。

もし何か習慣を身につけたい方には、一押しオススメする一冊です。