
眉毛に苦手意識を持つ方は、実はとても多いものです。
実際、現場でもモデルさんやキャストの方々から「一番の悩み」として伺うことがよくあります。
左右のバランスや質感など、押さえるべきポイントが多い上に
顔の印象を劇的に変えるパーツだからこそ、難易度が高いのは当然と言えるでしょう。
この記事が、あなたが理想の眉へと一歩近づくための、小さなお手伝いになれば幸いです。

EBARA
僕も苦手だったな。。。
眉の黄金比率
眉には、誰が見ても美しいと感じる『黄金比』とも呼べる基本の形が存在します。
まずはそのスタンダードな形を知ることで、アレンジのコツも理解しやすくなりますよ。
形、バランス
- 眉頭 (開始点)
小鼻の膨らみの頂点を真上に伸ばした線上
- 眉山
黒目の外側から真上に伸ばした線上
- 眉尻 (終了点)
口角と目尻を結んだ直線上


EBARA
この基本を目安にアレンジすれば
大きくバランスを崩す心配も少なくなります。
アイテム
理想の眉の仕上がりを実現するには、アイテム選びも大切です。
表現したい印象に合わせて使い分ましょう。
ペンシル
初心者の方でも扱いやすく、最近ではキープ力に優れた落ちにくいアイテムも
増えているのがペンシルタイプ。
ペンシルの中にもいくつか種類があり、それぞれに特徴があります。
- 極細タイプ
一本一本描けるので自然に仕上がる。
毛の足りない部分など細かく修正できる。- 楕円、薙刀タイプ
太眉でも素早く描ける。
安定して使えるので時短になる。- 鉛筆タイプ
削り方で自分の使いやすいようにカスタムできる。
長く使えて圧倒的コスパ力。
パウダー
ふんわりと柔らかな質感を作るなら、パウダータイプが最適です。
ブラシを使って『面』で色をのせられるため、忙しい朝の時短にも繋がります。
一般的に3色ほどの濃淡がセットになっており、この色味を上手に使うと
スピーディーに、奥行きのある美しい眉を仕上げられるようになります。
- 明るい色味
眉頭からノーズシャドーに馴染ませるように使います。
- 中間色
メインの色味、全体に使い形を整えます。
- 濃い色味
眉尻、眉山などポイントで締めるように使います。
自眉の足りないところもこの色で補えます。

EBARA
パウダーは引いて描くよりもポンポンと地肌に「置いて」描くを意識すると
発色も良くムラも防げます。
リキッド
リキッドタイプの強みは圧倒的な耐久度と、リアルさです。使うのに少々慣れが必要になりますが
汗や皮脂に強いので夕方、夜までしっかりと残ってくれる心強いアイテムですね。
ぼかしたり、馴染ませたりする事は苦手なので基本は眉山や眉尻、欠けた部分などにピンポイントで使いしましょう。
気をつけておきたいポイントをいくつか紹介します。
- 力を抜いて描く
「シュッ、シュッ」と軽いタッチで描く事でより細く次眉に馴染みます。
- 手の甲などで濃度調整
液の量がおおかったりしてムラになると直しづらいので
手の甲などで液量を調整する。- パウダーの後に使う
最初にパウダーでベースを作った後に
仕上げで使うとより自然に仕上げやすい。
眉マスカラ
直接描くアイテムではないのですが、最後の仕上げに使用する事で眉の印象を大きく変えることが出来ます。
最近では必須のアイテムの一つですよね。
コツはあまりつけすぎずにフワッと乗せるくらいが自然で綺麗に仕上がります。

EBARA
僕のオススメはペンシル & パウダーです。
パウダーでベースを作り
ペンシルで濃淡をつけて自然に見せる事が出来て
色々なタイプの眉に対応できます。
基本の書き方
基本形
まずは基本の形から押さえていきましょう。
眉毛は髪の色よりやや明るい色が自然で顔の印象も明るくなります。

先ほどの基本のバランスを意識しながらまずは眉山と眉尻の位置を決めて描きます。
パウダーの場合は斜めカットの筆が使いやすくてお勧めです。
付属のチップなどを使用する際はチップの細い部分を使いましょう。

眉毛の下側を少しぼかしながら描き進めます。この時眉山側かトントンと置くように
眉頭まで繋げてゆくと自然なグラデーションが出来てナチュラルに仕上がります。

眉頭はあえて淡く残し、ふんわりとぼかしながら自眉の毛並みに寄り添うように
眉山へと繋いでいきます。眉全体を優しく描き進めていきましょう。
柔らかい丸型のブラシが使いやすいです。

パウダーをほんの少し足して眉頭を整えます。ここでも毛流れに沿って柔らかく動かし
徐々に鼻筋の影(ノーズシャドー)に繋げてゆきます。
この時に眉毛の下側のはみ出した毛は抜いてしまっても大丈夫です。
(眉の上側の毛は抜くと穴のようになる事が多いのでお勧めしません!)

EBARA
パウダーだけで仕上げるならば以上の手順で十分ですが
さらにペンシル(リキッドで も可)で少し濃淡を調整すると
より自然な眉を作る事ができます。

先ほどのパウダーより少し濃い色味のペンシルで自眉が薄く見えるポイントを意識し
埋めるようなイメージで描き足します。
下から上へ向かって一本一本描くと馴染ませやすいです。

左右の眉を比べて、眉頭の開始位置を揃えます。ここはとても目立つ場所なので
丁寧に一本一本描いてバランスを取るようにしてください。
また気になる箇所があれば同じくペンシルで直してしまいましょう。

EBARA
左右対称はある程度で大丈夫です。 人間の顔が左右対称ではないので
あまり詰めすぎると逆に太くなったり濃くなったりと
不自然な眉になってしまいがちですよね。

EBARA
太眉、クール眉を作る時にはこれらに気をつけないと
海苔っぽくなりがちです!
悩み別 問題解決法
描いた感が出てしまう
平面的な眉は顔に馴染まず、少し浮いた感じに見えてしまいます。
次のポイントに気をつけてみてください。
- 輪郭が強すぎる
外枠から描くと輪郭が強くなりがちです。
毛の生え方や毛流れを意識して一本一本薄いところを埋めるように
描いてみてください。- 眉頭が濃い
眉頭は最後に残ったパウダーでさっと補う程度でちょうどよいです。
形を修正したい場合はペンシルやリキッドで少しづつ細い眉毛を描きます。- 濃淡がない
自然な眉毛は濃淡があります。一色だけで描くとどうしても違和感が残ります。
眉の内側に少し濃い色味を乗せ外側に向かってぼかし、毛の濃淡を作る事で
立体的に見せる事ができます。
左右対称にならない
細かい作業に集中して、ついつい視界が狭くなりがちですよね。
- 時折引いて全体をチェック
途中で何度か鏡を顔から遠ざけて
顔全体でバランスをチェックしてみてください。- 両方同時に進める
眉山や眉尻、眉頭など各ポイントを基準に左右交互に進めると
対照が把握しやすくなります。- 苦手サイドから始める
完璧に仕上がった得意な眉に、苦手な方を合わせるのは至難の業。
先に難しい方を基準にしてしまえば、得意な方は柔軟に合わせられるので
楽に左右のバランスが整える事が出来ます。
夕方ごろに消えてしまう
眉を描く前に地肌に油分が残っていると色が定着せずに落ちやすくなります。
- パウダーで肌を整える
眉と描く前にパウダーで地肌の油分を抑えましょう。
- アイブロウコートを使う
描いた眉をコーティング出来ます。
- リキッドタイプを使う
多少慣れが必要ですが、リキッドタイプのアイブロウを使うと
耐久力が格段にUPします。
自眉が濃い
描き足すというよりは印象を薄めるイメージです。
- 明るいパウダー&眉マスカラ
明るめのパウダーをさっと乗せて、眉マスカラで仕上げます。
- アイブロウコンシーラー
強く見えがちな眉頭や眉山をアイブロウコンシーラーで
印象を柔らかくします。
自眉が薄すぎる
毛を書き足して、立体感を出す事で自然に顔に馴染みます。
- ペンシル、リキッドで眉を
書き足す パウダーでベースを作ったあと
色の濃い細いペンシルやリキッドで毛を描き立体感を作ります。

EBARA
眉メイクのお悩みを解決するヒントになれば嬉しいです。
別記事にてさらに詳しくシチュエーション別の眉バリエーションもご紹介していきたいと思います。
